身の丈で小さく楽しく暮らす

自宅で「お茶づくり」がしたい

暮らしの研究室
ご縁があり、住まわせてもらうことになった築100年ほどになるおうち。ここを拠点に、自分が「暮らし」の中で気になったこと、疑問に思ったことを調べたり、実践したり、試行錯誤しながら紐解いていくプロセスを楽しむ場として『暮らしの研究室』と名付けることにした。

裏庭に咲く可愛らしい白い花を発見し、初めてそれがお茶の木であることを知った。

初めてみたお茶の花。まるっこいフォルムが可愛らしい。

お隣さんちのお茶の木から落ちた種がこちらの敷地内で発芽して育ったらしく、小さなお茶の木が1本あった。

手入れをしていなかったので、周りは草だらけ。

まずはお茶の木やその周囲の環境を整える必要がありそうなので、一年を通してお茶の木の様子や状態を観察してみることにした。

いつか一緒にお茶飲みしたい

お隣さんから昔はよく家でお茶を作って作業の合間に飲んでいた話を聞いた。

そんな話を聞いて、いつかこの小さなお茶の木で茶摘みをして、自分でお茶をつくり、お隣さんと一緒にお茶飲みしたいと夢みるようになった。

今のおうちの暮らしも2年目を迎え、だんだんお茶の時期が近づいてきた。

お茶の栽培から加工をしている友人にお茶の作り方などを教えてもらい、4月頃なんとなく剪定をして、新芽が出るのを待った。

新芽が出やすいよう古い葉を摘み取って、風通しよく陽が当たりやすいようにした〔2021.4.23〕

5月になると、だんだんと新芽が出てきて、わずかだがお茶摘みができた。

きれいな黄緑色の新芽がどんどん生えてきた〔2021.5.17〕

しかし、お茶づくりは時間との勝負!

ちょうど1ヶ月前にヤギの「きの」をうちに迎えてドタバタしており、せっかく摘んだお茶を加工する時間が捻出できず。

結局、少ししわしわになってしまったお茶の葉は「きの」が食べてくれたため、無駄にならずに済んだ。

お茶の鮮度は時間との勝負!朝摘んだ新茶も夕方にはしわしわに。

効率よく作業できるよう、下調べするとともに、来年リベンジだ!

摘採後、夏くらいまで2番茶なども楽しめたらいいなと夢見ながら、来年のお楽しみに!
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